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■遡行日記 11月14日(晴)
秋も深まり、雪の便りも聞かれるので、この日を逃すと多摩川遡行の完成が来年になる....で、少々焦って出発!.
これまでは一人旅だったが、今回は同行者:T下.
青梅までは道路が混んで時間が掛かったが、吉野街道のコンビニで昼食を仕入れてからは快調に青梅街道を走り、途中どこにも寄らず
作場平まで行く.沢登りの準備をしてすぐ出発.勝手知ったる一之瀬川/水干沢の出合いまで歩き、そのまま沢に入る.
大きな滝も無く、どぅ〜って云う事の無い沢だが、なにしろここは”多摩川の源流”....この事に価値がある.
最初はヤブっぽいがすぐ川の中州状になって、あとは川の中をジャブジャブ歩く.
1番目の林道の下をくぐっていると、マウンテンバイクの若者に会った.
少し行って、200mといわれるナメ床(ナメ滝とあったが、どう見ても滝は無い).
スモウトリ沢が左から入り、程なく黒エンジュ沢の出合い.
一之瀬川はこの先で大きく左に曲がり、シラベ沢が右から入って少し行くと、右からチョロチョロ小さな沢が入ってきた.
水干沢かと思ったが、上を見るとヤブでヤな感じ....T下に待ってもらい、水量の多い方を遡って行ったら、ウタノ沢との分岐に出た.
T下も上がって来たので、水干沢へ入る.
お約束の2番目の林道の下を通って、水量の減った沢を辿って行くと....見覚えのある源流の流れ出しに出た.
自分にとっては、この上の”水干”より、トウトウと流れ出しているココの方が多摩川源流.
やっと着いたか!と...一人だったら独り言で済ませる所だが、多摩川遡行の完成を祝ってT下が握手してくれた!.
ここまで付けてきたマーカ−は、記念にお持ち帰り!.
結構充実した”多摩川遡行”がこれで完成した.
そのまま沢床を忠実に詰めて、頭上に見える水干へ.
最後の石垣を登ると”水干”の岩穴.
相変わらず、多摩川の最初の水滴の無い”水干”でフェルト靴を登山靴に履き替え、折角来たんだからと笠取山を登って行く事にする.
黒エンジュの方へ右回りに登山道を登ると、ひと気のない笠取山の頂上.
去年来た時は、山頂の標識が埼玉県側、山梨県側と2つあったが、埼玉県側が勝った?らしく、一方は抜かれていた.
それでも笠取山の眺めのいい方の頂上?には、山梨県の標識が立てられていた.
頂上からの急坂を下る途中で、やっと今日初めての登山者と会う.
後は、痛む膝を庇いつつ、笠取小屋からヤブ沢峠経由、作場平へ下山.
追:最終回が余り味気の無い日記になったので、水干沢を登られる方の為、もう少し変化のある記録をココに!.
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■遡行記録
6:30 ・自宅/車
10:20 ・作場平橋/駐車
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10:401・作場平橋 発
:552・一之瀬川/水干沢出合い
11:35 ・林道下
12:003・200mナメ滝
:10 ・スモウトリ沢出合い
:204・黒エンジュ沢出合い
:40 ・シラベ沢出合い
13:005・水干沢出合い(ウタノ沢分岐)
:106・林道下
:207・源流流れ出し
:308・水干
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13:40 ・水干 発
14:10 ・笠取山頂
:20 ・山梨県側 山頂
:35 ・小さな分水嶺
:40 ・雁峠の分岐
:50 ・笠取小屋
15:00 ・ヤブ沢峠
:35 ・ヤブ沢
:50 ・ヤブ沢/一休坂分岐
:55 ・一之瀬川/水干沢出合い
16:00 ・作場平橋/車
20:00 ・自宅
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06.11.14
11.作場平橋〜水干(源流)
山の日記
笠取山頂