二代目か?
奥多摩で会った”野猿”たち
えっせい
この”ます目”の中に子猿が二匹います.....どこにいるでしょう?.

S島と奥多摩の最奥部”酉谷山”へ行って、猿に出会った.
小川谷林道の犬麦谷出合いにテントを張って夕飯を喰っていると、なんだか頭の上が騒がしい!.
なんだろうな?とあまり気にもせずにいたら、その内、落石が!.
”あぶねぇなあ、誰じゃ!”と上を見たら、木の上と崖の途中に10匹ぐらいの猿の群れ.
小猿もいて、一人前に母猿の後をついて、なんかモグモグしている.
猿達はしばらく頭上の木の若芽を食べていたが、その内、崖の上をトラバースして犬麦谷方面へ
移動を始めた.
最後にボス猿みたいなのが残って、ジッと崖の上から我々を監視している.
”やっぱり、奥多摩もココまで入ると猿も出て来るんだな、クマが出て来ないといいんだが”と、来る途中
林道の方々に立っていた”クマに注意”の立て札を思い出していると、猿の群れは何処をどう渡ったのか、
犬麦谷の左岸の崩れた崖の修復跡へ現れた.
その内、本隊(?)と分かれた数匹が、コンクリートで”ます目”状に補修され、上部では70度はあろうかと
いう斜面をスタスタと歩き始めた(ザイルも付けずに、危ないじゃ無いの!).
人間ならまず登る気はしないその急斜面を平気で行き来して、時々立ち止まってはこちらに背を向け
しきりに何か食べている(なんだか後姿のずんぐりした所がミケ子に似ている!).
後からボス猿まで来て、こっちの方はさすがに度胸?があるのか林道まで降りて同じ様に”ます目”の
中の土を掻き出している.
こっちもあっちも、しばらくはお互い夕食にいそしんでいたが、S島が”ヤッホー”と呼びかけたのを契機に、
最後まで残っていた二匹がスルスルと崖の上の方へ登って行き、やがて音も無く樹林に消えて行った.
恐る恐るボス猿様が食べていた場所へ行って見ると、表土が掻き出され黒土が露出していた.
(一体、何を喰ってたんだろう...土中の虫?、若草の根?、黒土? ⇒今もって不明)
奥多摩には、日本猿を始めとして、ツキノワグマ、カモシカ、鹿、ハクビシン、イノシシ など、多くの
動物が生息している.
我々登山者も、残飯などをむやみに捨てて、”日光の猿軍団”を作らない様気を付けなければ.....
http://homepage2.nifty.com/japal/nikkosaru.htm より
日光の猿たち
日光は世界遺産にも指定されている観光地です。(日光東照宮が世界遺産)
この地名を聞いてもうひとつ有名なのが、「日光猿軍団」ですが、猿軍団とは別に野生の猿たちが
たくさん生息している地でもあるんです。
日光に行ったことがある方は猿と遭遇した経験がある!という方もいるでしょう。
今日光ではこの野生の猿に困っていることがあるのです。それは、食べ物を持ってる人を襲ったり、
お店の食べ物を荒すなどの被害が急増しています。
この被害をどうにか食い止めるために、最近「猿にえさを与えると罰金」という条例ができました。
(正式名称は忘れてしまいました。すいません)
元々、このように猿が人を襲ったり、荒したりするようになったのは、観光客がえさを(お菓子などを)
与える行為が原因と思われます。
猿が本来食べていたものより人間からもらうものの方がおいしいということを覚えてしまったようです。
随分前ですが、テレビでこの放送を何度か見ているうちに、レポーターが猿たちにえさを与えてる
観光客に「えさを与えると罰金なんですよ」とマイクを向けたら「知らなかった」、「かわいいから
あげてしまった」「欲しそうな顔していたから」という反応の中で私が一番納得いかない返事は
「動物が好きなんで・・・」という答えでした。
それもこのオバやんは逃げるように車を走らせて行ったんです。
これが動物好きだと!?ふざけるな!!おまえのようなやつが動物好きだなんて一緒にされて
たまるか!!とても私は憤慨しました。
こんなことを理由にするなんて、私は一番許せなかったんです。そんな勘違い動物好きの為に
猿たちの食生活を変えてしまったとは思ってないでしょう。
たいてい、えさをあげる観光客は「猿が食べてる姿をみたい」らしいです。猿は観光客のおもちゃでは
ないんですよ。
外から見て「かわいい」というぐらいにしておいて本当に動物好きなら、むやみにえさを与えるという
行為は慎むべきです。
もしこれを読んでるみなさんが日光に行く時は、猿たちの為にもえさを与えないでくださいね。
その後の日光の猿たちはまだ狂暴なままなのでしょうか・・・。
気になります。

