またまた”果樹酒”の話!.
今年の春、”干し山ぶどう”で作った果実酒が、我ながら大変
うまくいったので、その後、なんか果樹酒のネタは無いかと
探していた.
大好きなコケモモの木(?)が1本あるものの、何故か今年は
全く実を付けない.
前穂高の北尾根あたりにでも行けば、小粒で、りんごに似た
コケモモが一杯取れるはずだが、季節が早いし、また、今は
そんな所に行ける”力”も...ねぇ!.
”コケモモ酒”ってのは、自分の永遠の夢か!?.
前置きが長くなったが....
去年買って来た鉢植えの桑の木が、今年も6月中頃に実をつけた.
で、ガキの頃を想いだしつつ、唇を紫色に汚しながら喰べていたが
これがなかなかの美味!.ん、”これを果樹酒にしたらどうだろ”.
早速、行き付けの酒屋へ行き、なんとかの一つ覚えで、
・宝焼酎(純)/720ml/35度
・グラニエ糖
を買って来て、ペットボトルの大瓶に入れ、黒く熟した桑の実を、
実った分から少しずつ入れていった.
律儀な”桑”様は次から次へと実を付け、7月初旬には実が
無くなったので、来年の為に「お礼肥」を差し上げて収穫は終了!.
桑の実と云うのは、ちょっと強く触っただけでもすぐ潰れて紫色の
汁が出る、デリケートなシロモノ.
(だから、子供の頃禁止されていた桑の実を食べてもすぐバレ!、お袋に怒られました!)
久し振りに緊張?したが、ペットボトルは収穫した桑の実で満杯となり、黒紫色から赤紫色に
いい色が出て、7月後半にはもう飲める状態になりました.
ヒマなのに忙しい時期だったため、8月中旬になるまですっかり忘れていて、やっと最近になり
ペットボトルから慎重に、実を入れないよう濾しながらビンに移して出来上がったのが、写真の
”桑の実酒”デス!.
ラベルを貼って、我ながら、いい味と色の「桑の実酒」になりました.....
追:・桑の実+焼酎+グラニエ糖の配分は”適当”なので、来年、同じ味の酒が出来る
保証は皆無デス.
・以前作った”山ぶどう酒”は、原料が”干し山ぶどう”だったので甘味が充分付いており、
糖類を添加する必要は無かったのですが、桑の実はあまり甘みが無いので、グラニエ糖を
入れました(本当は氷砂糖を入れる所、手っ取り早く溶け出す?、グラニエ糖を使用).
二代目か?
”桑の実酒”作り
えっせい
05.8