”SWボックス”のこと
サービス員の時代
これは何か!?.
多分、当時一緒に計算機のサービスをしていた
仲間にしか分からない代物です.
”SWボックス” と、呼んでいました.

何のへんてつも無い、17個のSWを並べて金属板
に取り付けただけの物です.
手作りで使い古していますが、私の大事な
記念品です.

拡大するとこんな形をしています.

当時の、計算機のサービスで、”○○番地が
パリティ−エラ−を起した!”なんていう時には、
該当するメモリーや基板を特定するために、
この”SWボックス”を使って解析していました.
勿論、目の前に該当する計算機がある場合は
いいのですが、遠隔地にいるサービス員や、
お客様の技術者を電話でサポートする時には、
必須の物でした.

また、仲間のみんなは、計算機の命令(機械語)
が頭の中に入っているので、この”SWボックス”で
命令をセットしては、トラブルの解析をしたもの
です.原始的でありながら、一番現場に合った
ツールでした.
多分、今でも当時の仲間達は、机の片隅にソッと
仕舞っているのではないでしょうか......

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