津久井湖・城山エリア

津久井湖の南西にそびえ、東/西峰を持つ城山(津久井城址)/375mを中心に、その山麓をめぐるコース.
多くの登山者で賑わう城山山頂での景観を楽しんだあと、城山の裏の、ひろびろとした山麓の畑と変化に富んだ
丘陵地帯をめぐる.コースの一部は、関東ふれあいの道を歩く.


@バス停”津久井湖展望台”下車.津久井湖観光センタ−からスタートする.ここからの津久井湖の景観は素晴らしい.
Aバス停から、急な階段を一登りで水平道になり、左折して城山の山腹を登って行く.津久井湖を挟んで城山湖や
  峯の薬師方面のながめが良い.登山道一帯は江戸末期に植林された”江川ヒノキ”と呼ばれるヒノキ林が広がる.
B津久井城の重要な水源とされる”宝ヶ池”がある.この付近は津久井城址の一角になる.
C津久井城を中核とした”のろし台”の跡と、城の守護神として祀られた飯縄神社がある.
D車坂(男坂)の分岐.ここから城山の山頂を往復する.
E津久井城の本城を守る為の”堀切り”と、敵に攻められた時、橋を引いて通れなくする”引き橋”の跡がある.
F広い城山の頂上には、津久井城本丸(本曲輪)跡や古事記の碑などが点在し、西側の一角には津久井湖を見下ろす
  位置に東屋がある.山頂は、津久井湖、峯の薬師、高尾山などの山々や津久井町を眺められる景勝地.
GDの車坂に戻って急な登山道を下って行くと、5叉路に出る.そのまま直進する.下る途中に家老屋敷の石垣が
  残っている.
H下りきった所が、コンクリート舗装された”小倉道”.左に曲がり、小倉道を行く.
IHから右に数分歩くと、津久井城の家臣が住んでいた屋敷や軍馬の調教に使われていた馬場の跡がある.
Jよく整備された林の中の小倉道をしばらく行くと、”津久井湖城山公園パークセンタ−”からの”水場デッキ”に出る.
 小倉道は、デッキの柵の切れた地点から直進して林の中へ続く.チップが敷きつめられた歩き易い道となる.
K林が切れると、左右は広い栗林になる.
L栗林を抜け階段を下りると”荒句”に出る.突き当りが国道510号線(長竹・川尻線).右折して国道を行く.
  途中、”尻久保川”に掛かる”荒句橋”は、短いが歩道が無く、注意.
M”無料庵”バス停.横断歩道の反対側に”久保田酒造”の看板があり、その下に”関東ふれあいの道”の道標がある.
  横断歩道を渡り、久保田酒造の看板から坂を下りて”串川”に掛かる”平井橋”を渡る.
N久保田酒造.江戸時代に創業された古い造り酒屋.
O久保田酒造の塀に沿って行くと、隣家との間に道が続いていて、角に関東ふれあいの道の看板がある.
  道はうっそうとした竹林の中に入って行く.
P竹林を抜けしばらく雑木林の道を登ると、突然視界が開け、広々とした畑になる.左の山並みが美しい.
  この辺一帯からが”明日原”になる.畑を過ぎると右に牛小屋を見て東明日原の村落に入る.
Q舗装された道に出て暫く行くと三叉路になり、右折して直進する.
R県道65号線(中野・厚木線)に出て右折し、道なりに下って行く.串川を挟んでこれから向う根小屋の台地が見える.
S”中野橋”で串川を渡り、坂を登ってLで歩いた国道510号線に出る.横断して急坂を直進.
21国道510号線は大きくループ状にUの字を描いて登っており、コースはそれを急な階段で横断していく.
  1回目の横断の途中に立派な地蔵堂がある.2回目の横断後、坂を登るとお墓があり、この付近の地形が見下ろせる.
22坂上の細い道を直進すると、すぐ広大な畑が拡がり、根小屋の台地になる.農道を道なりに進む.
23車道に出た角に”串川ひがし会館”がある.会館の前が”串川ひがし会館前”のバス停.
24車道を進むと、右側に”富士塚(津久井城の武将の首を埋葬したので、首塚とも呼ばれている)”がある.
  この辺りからの、広大な畑の向うにそびえる城山の眺めが良い.富士塚の手前で右折して畑の中を進む.
25車道に出て道なりに進むと、左側に津久井城主の菩提寺”功徳寺”がある.
26車道に沿って進むと、右に”津久井湖城山公園パークセンタ−”.車道を直進すると”根小屋諏訪神社”へ行ける.
  津久井湖城山公園パークセンタ−には城山地区一帯の自然、歴史などを解説した立派な展示室がある(トイレあり).
27津久井湖城山公園パークセンタ−の展示室前を通り、城坂橋の手前で左折、公園内の遊歩道をゆるく登って行く.
28城山の南西側を回り切ると津久井湖が見えて来る.”津久井湖展望デッキ”からの眺めが大変良い.
  この先、遊歩道がカーブした角に、26の”根小屋諏訪神社”へのバイパス道がある.細い道なので注意を要する.
  ガードレールの外周に沿って行くと、26の車道に出て、約2〜3分で根小屋諏訪神社.
29津久井領主により建立された根小屋諏訪神社の境内には、樹高:40m、周囲:6.3m、樹齢:500年の杉の
  大木があり、神奈川名木百選にも選ばれていて、一見の価値がある.
30展望デッキに戻り遊歩道を進むと、左下に”小網諏訪神社”が見えてくる.遊歩道から離れ、左に急な石段を
  下って行くと、神社は下りきった左側にある.
31小網諏訪神社.
32小網諏訪神社から民家に挟まれた小道を直進すると、413号線(相模原・津久井線)に出て、左へ少し行くと
  ”北根小屋バス停”.
33北根小屋バス停から橋本方面へは、5本/1時間程度の便がある.