奥多摩湖の湖岸に山桜が満開との情報を得て、それではついでに
まだ登った事の無い倉戸山にでも....と.

行程(地図上はヒジョ−に分かり易い)
 奥多摩湖駐車場⇒倉戸口⇒倉戸山⇒女の湯⇒奥多摩湖駐車場


行く途中で白丸ダムに寄って新緑のダムを眺めていたら、反対側の
遠くの山肌に岩壁が!.あれは「マコ岩」ではないか!?.
1回しか行った事が無いので、南米に行っているT葉さんに確認して
今度はあそこへ行ってみよう〜っと.

平日なので青梅街道もすいていて、順調に奥多摩湖の駐車場へ.
ちょっとダム上をブラブラしてから、青梅街道の湖岸を倉戸山の
登り口まで15分ほど歩く.
なるほど湖岸の桜は満開できれいだが、青梅街道を歩いている
人は居ないので、車が恐えぇ〜.
トンネル入り口でやっと車道を離れ倉戸部落へ登り始めると、
道の真ん中にヘビが昼寝していた.
長物は昔から大の苦手、なるべくヘビ様の目を見ない様にしながら傍を通り、頭上に登山口の標識を見て、
まだ続く車道を登る.歩いている内、昔、”設計屋の時代”、ここに小河内荘って会社の契約旅館があって、
職場研修?で飲みに来た事を想い出した.
車道の終点に神社(これが、”温泉神社”)があり、やっと、本来の登山道に出る.
ここからしばらくは、杉林の深い森林帯のキツイ登り.
杉林が過ぎて気持ちの良い雑木林のジグザグな道を登っていると、今度は道端に変な花が!.
ん、これは「ムラサキマムシ草ではないか?(帰ってから、Netで探して判った名前)」.
なおも、急な、しかし気持ちの良い雑木林が続き、二汗かいた頃にやっと少しばかり緩やかになって、今度は
「アセビ」の花が満開.
左上方に倉戸山の頂上が見えて来て、上から下りてきた二人連れと、騒がしい三人連れをやり過ごし、なおも
登ると、やっとの事で倉戸山/1169mに到着.登り口から2時間掛った.

頂上は開けた雑木林で、ここの山桜はまだ蕾だった.
ガスで湯を沸かして紅茶を飲んでいると、女の湯方面から子犬+男女のパーティが上がって来た.
倉戸山は、雲取山からの石尾根が水根山で分岐して奥多摩湖へ落ちる最後のピーク.
樹林を通して遥か彼方に稜線が見える.

のんびりしていたら、鷹巣山の方角から”ゴロゴロ”という音.
今頃雷でも無いだろうが!と、思いつつ、下山に掛る.
”女の湯”への下山道はひどい急坂で、ドンドン高度を下げる(頂上で会った子犬がよく登って来たものだ!).
下山途中で、6本足のどんぐり?の木に出合う.
”ゴロゴロ”⇒”ピカピカ”に変わって雨が降り出し、本格的な”春雷”がやっていらっしゃった.
奥多摩湖の湖面が近くになり、やっと先の見通しが付いた頃は、本降りになる.
頂上から殆んど休まずに2時間下って、青梅街道のトンネルの出口にある”女の湯”バス停着.
幸いにもバス停の傍に電話BOXがあり、ここに避難!.

危なく、1本/1時間!のバスに間に合い、奥多摩湖駐車場へ戻った.

倉戸山

山の日記
倉戸山の頂上
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