冬の赤石岳

’05年 道具祭

山の日記
私の属している山岳部では、毎年、”山の神”に
山行の安全を祈願する”道具祭り”を行っています.
今年で創立70周年になる、部の伝統行事です.

いつも御岳の長尾平で開催していますが、今年は
12年毎に行われる御嶽神社の「酉年式年大祭」
とかで、長尾平で「薪能」が行われる事から、
ン十年ぶりに大塚山での開催となりました.

F井は毎年、道具祭りの前夜祭にしか出られず
評判が悪かったので、今年は本祭にも出る予定
で、久し振りに車ではなく、電車で行きました.
   理由:お神酒が出るから....デス!.

■1日目(前夜祭) 御岳駅〜ケーブル駅〜
            〜御岳”紅葉屋”〜大塚山


”青梅特快”に乗ると、自宅から1時間チョイで
御岳駅(やっぱりJRの方が数段早い!).
ケーブル駅下までバスで行き、少し迷ったものの、
今日ぐらいは表参道を足で登っとかないと、明日
来る大先輩に何言われるか分かんないので(酉年式年大祭でもあるし?).....歩く事にした.
久し振りに背負ったザックの重さに一汗かき、見晴らし台でサケおにぎりを喰っていると、ケーブルカーが上がって
きて、乗客の見世物になる.表参道は、8輪トラック、バイク、軽自動車が時々通る、「車道」状態.
いつもの社で休んで、それでも1時間でビジタ−センタ−前に着き、S浦に電話すると”紅葉屋さんに居ますから、
こっちへ寄って下さい”との事.また一汗かいて前夜祭のメンバ−が居る紅葉屋へ行き、後生大事に持って来た
紅葉屋のお母さんとの記念写真を渡し、しばらく歓談(と、ビール)! ⇒ 大塚山へ移動.
7時頃、紅葉屋のマスタ−が、はるばる酒持参で、山菜のテンプラをやって頂き、大宴会!.
充分熟成した「山ぶどう酒」1リットルは、I崎先輩に大変気に入って頂いた....までは良かったが、35度の
焼酎に漬けた説明をコロッと忘れ、「生のまま」ドンドン遣ったおかげで後が大変デシタ.
(この夜は.....例年のごとく、いつ寝たのか覚えがありません)

■2日目(道具祭り) 大塚山〜長尾平(往復)〜道具祭り〜(丹三郎道経由)古里駅

(目が覚めたら、お祭りで”山の神”の宿るテントの中に、久し振りのメンバー/S島、M本、F井 で寝てました)
お祭りまで時間があるので、またみんなでブラブラ御岳へ.
裏道へ入ると、新しい角度で「馬場家御師住宅」が見られ.その軒にある「」の形のいわれなどの講釈を
聞きつつ、また紅葉屋さんに寄って淹れたての美味しいコーヒ−などを頂く.
長尾平まで行って、今夜の「薪能舞台」の製作風景を見学してから大塚山へ戻り、12時頃に、OBの大先輩が
集まった所で、「道具祭り」が開催されました. 総勢、18名.
司会のM井、神主のI崎先輩、玉串奉てん、部長のK田挨拶と式も滞りなく済み、久し振りにお会いした大先輩と
お神酒を痛飲.
帰りは、G藤さん、T沢さん、I崎さんと、のんびり丹三郎道を古里駅へ下山.
御岳駅で乗り換えたら、S浦と会い一緒に”ホリデー快速”で帰りました.

部長のK田の話では、今年は珍しく部に新人が入ったそうで.....これで平均年齢も少しは下がるかな?.
”道具祭り”の祭壇
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05.5.28〜29