05.9.15
冬の足拍子岳(1月)

桃太郎会(#1) 棒ノ折山

山の日記
今年の6月、同期のGrで奥日光へ行ったが、その後の飲み会
で”来年は屋久島へ行こう〜”と云う事になった.
しかし、なにしろ7人共、既に”中高年”の域に達しており”足”が
心配!.K藤の提案で、来年に向けたトレーニングを行うことに!.
 注:会の名称はそれぞれの干支/さる、とり ⇒ 桃太郎会!.
一回目は、なんとなく”棒ノ折山”に決まったが、言いだしっぺの
K藤は翌日ゴルフの予定が入っており、他の2名は急な計画で
都合がつかず、最終的に4名で実施.
台風17号が今日、明日にも関東に近づく気配だったが、屋久島
は”ひと月に35日雨が降る”と云う雨の島.
それに相応しい、強化合宿(?)になりそ−だった.

川井駅〜棒ノ折山(雨)
集合場所は”ホリデ−快速おくたま1号”の3両目.
御岳駅で各駅停車に乗換えると、空色の綺麗な、お座敷列車風
電車が来て、車で来る奥多摩とはまた違った風情.
車内は、ほぼ貸切状態(台風が来ると云うのに、当たり前!?).
川井駅9:30着.
バスの時間を調べて来なかったため、数分の違いで、午前中たった1便のバスに乗り遅れる.
タクシーが来たら乗るぞ〜と、立派なアスファルト道路をブラブラ歩き出したら、お約束通り雨が降ってきた.
各人各様の合羽を付け、川井駅から1時間半で奥茶屋に着く
一息つこうと思ったが、誰も”休もうヤ!”と云わないのでそのまま通過し、沢を渡って棒の折山へ取り付いた.
しばらく”ワサビ田”の横を歩き、雨で滑り易い木の橋をいくつか渡った最後の水場から、樹林の中の滑り易い
急な登りに入る.
先頭は、足の速いT山と、ン十年ぶりの山行きながら足腰の強いY崎.
かなり離れて、先週”高水三山”を歩いて来たばかりのM木と、山はそんなに速く登るもんじゃねぇぞ!のF井.
このオーダーが、結局、棒の折山頂まで続いた.....

雨と汗で下着までグッチョリ濡れ切ったものの、この悪条件の中、奥茶屋から1時間半の標準タイムで、
ガスって周りの全く見えない棒の折山頂に12:30着.
”天の助け”か、ン十年前に来た時は無かった東屋があり、早速、ビールで乾杯!.
1時間程休み、Y崎の愛妻弁当をおすそ分けして貰いながらその他の3人はコンビニ弁当を喰って、もと来た
道を下山.
登山道は、小さな沢みたいになっていた.

ますます激しくなる雨の中、棒の折山を下り切って奥茶屋へ戻り、少し下った清東橋バス停で着替え.
午後1便のバスまで時間があるので、傘を差して、またアスファルト道路を歩く.
ここのバスは途中で乗り降り自由なので、”バスが来たら乗って行く”事にしていたが、結局、バスのお世話
にもならず、川井駅:16時到着.

中高年にしては、現役世代と余り変わらないトレーニング山行だった.....かな?.

 :今回、久し振りの”雨の山登り”で、長年使ったザックと靴の防水が全く効かない事が分かった.
  やっぱり山の道具はきちんと手入れしておかないと.....反省!.

棒の折山頂の東屋にて
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