二代目か?

”日吉台・地下壕”

えっせい
日吉台にある慶応大学の地下深くに、「旧・日本海軍連合艦隊
司令部」の地下壕がある.

日本本土への空襲激化に備えて、第二次世界大戦末期の
’44年8月に着工し、約1500名の設営部隊が、当時の最高
水準の土木技術を駆使して完成した地下壕である.
 ■地下壕の構造は....
       ・全長:2.6Km
       ・高さ:2.4m
       ・幅 :4.0m
物資が窮乏していた当時、厚さ40cmのコンクリートで覆われ、
民間では手に入らなかった、蛍光灯まで付けられていたとの
事である.

連合艦隊司令部は、当時、旗艦「大淀」にあったが、戦争の激化
により、’44年9月末に慶応大学校舎だったこの地に司令部を
移した.この地下壕は、その緊急時の地下司令部.
現在、この地下壕を現代に伝える「日吉台地下壕保存の会」の
活動により、毎月1回、定期見学会が行われている.

:見学した日は金曜日.
 丁度昼飯時で、学生と一緒に「学食ランチ」を喰ったが....やっぱり、平和が一番デス!.

=地上部=

=地下部=
慶應大学校舎
地下壕入り口
バレ−コートの横を通って、突当りが入り口
地上の空気孔
こんな地下通路が2.6Km続く!
入り口通路は斜道
空気孔は塞がれていた!
連合艦隊司令長官室
地上司令部への階段跡
作戦室
通路の分岐
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