二代目か?

南米からの便り(その3)

えっせい
南米最南端に到着後、T葉さんの”復路の旅”が始まって
 いる.今後は、アルゼンチン側からブエノスアイレス、
 ウルグアィ、パラグアィなどを回る予定との事.
 
 3/22、南米のパイネ山群をトレッキングしたメールが、
 送られて来た.
 名前は忘れたが、アメリカの登山家がこの主峰フィッロイの
 壁を攀った記録を読んだ事がある.見るからに垂直の壁で、
 とても人間技とは思えない記録だった.
 それをまじかに見て、往年の名クライマ−T葉さんも登攀
 意欲をかき立てられたのでは....

メール全文は、下記の通り.

■チリのプエルト・ナタレスよりT葉です.
お元気ですか?

南米の先端アルゼンチンのウシュアイアで折り返し、
マゼラン海峡の町プンタ・アレーナス(チリ)に戻りました.
バスで12時間です.

そこからプエルト・ナタレス(チリ)という小さな町に
移動しました.バスで3時間です.
ここはウルティマ湾に面し水鳥が多く、遠くパイネ国立公園の
山々が見える静かな所です.

ここから登山家の憧れ、パイネ国立公園のトレッキングに
出かけました.今回はパートナーが見つからず一人でした.
2泊3日の山歩きです.
寝袋を持って食料を3日分持ち、山小屋泊りです.
もちろん寝袋はプエルト・ナタレスで借り、同じく山小屋の
予約もここでしました.地図などもここで手に入れました.
登山靴はすでにサンティアゴで購入しておきました.
防寒具はクスコ、ラパスでそろえておきました.

一日目
プエルト・ナタレスからバスでふもとの町まで行き、トーレス・
デル・パイネ山の近くまで片道4時間(往復8時間)歩きました.
ラス・トーレスと
いう山小屋に泊まりました.
(余談ですがトーレとはスペイン語で塔と言う意味です)

■二日目
早朝、山小屋を出発して、ノルデンフォールド湖に沿って歩き、
途中パイネの角と言われる山を見、氷河などを見ながら9時間
歩きました.ペオエと言う山小屋に泊まりました.

■三日目
早朝、山小屋を出発して、グレイ湖(氷河湖)を見て、パイネ・
グランデ山というパイネ国立公園の最高峰を見て約5時間歩き、
ペオエ湖を船で渡り、バスでプエルト・ナタレスに戻りました.

三日間を通して、すばらしい景色を十分に堪能できました.
特に「パイネの角」を見るのは夢の一つでもあったので、非常に
感動しました.
南米、復路の旅が始まった.....
登山家、憧れの山域”パイネ山域”
   中央が”鹿の角”
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