二代目か?

”喫煙”について

えっせい
浅田次郎さんの「喫煙について」のエッセイが、余りに
面白いので、私も書かせて貰う.
    −「喫煙権」を主張する話ではありません−



タバコは......

  「きれいな空気の中で、吸いたい!」のです.


だから、新幹線でも、ほんとは禁煙席で吸いたいのです.

第一、タバコを吸ってる私でさえ、あの喫煙車両に入った
時の、なんともたまんねぇ匂いには、”オエェ−”となるん
ですから.しかし、人間とは実に上手く出来たモンで、席に
座ってタバコを吸い出すと、不思議に気にならなくなるん
ですね〜、これが.
しかし、喫煙車と言っても、別に、特別な空調が付いてるワケでもなさそうで、みんなが一斉に吸い出す
”発車直後”は、車内はタバコの煙で一杯.
”タバコは止めてくれ−”になっちゃう(...自分も吸いながら).
どうして、喫煙車に強烈な上昇気流的空調でも付けてくれないんでしょうかねぇ、JRさんは.
そうすれば、もっと気持ち良くタバコが吸えるのに.
そう、丁度冬山のテントで、みんなが一斉に吸ったものだから危なく窒息死しかかった、アレに似てます.

タバコは.......


  「きれいな空気の中で吸うから、旨い!」んです.

そういえば、昔、”ホタル族”っていうのがありました.
家の中でタバコを吸わせて貰えないもんだから、ベランダに出て吸ってる火がホタルに似て、
ホタル族とか.なんともさみしい話.
私の場合は、やっぱり”いい空気の中で吸いたい”ので、窓を全開にして扇風機を外に向かって
ガンガン回しながら吸う.
今の時期は寒いので、セーターの上に重ね着した上、コタツに入って吸っています.
おかげで誰も入って来ないけど.....余り、お利巧で無い事は確か.

会社では「喫煙室」があるからいいけど、ここも喫煙車と同じ様に、入った瞬間「ムッ」と来る!.
壁は黄色くヤニで染まってるし、タバコを吸う専用室だから一斉に吸うと煙が凄い.
しかし、ちゃんと強烈な排煙器が付いているから、新幹線程じゃないのが助かります.
面白いのは、朝、喫煙室で会った人は、何故か周期が同期して、一日中会う事.
外の部署の人も集まって来るから、情報交換は非常にスムースだし、ウワサ話が一杯聞けちゃう.
それと、大体、仕事の話は喫煙室で纏まっちゃう事が多い!.
喫煙室で纏まった事を席に戻ってするんですから、いっそ、喫煙室で仕事した方が、よっぽどいい
仕事が出来るかも?.

やっぱり、これも、タバコの効能なんでしょうか.....!?.

                                                    おわり


”焚火”の火で点けたタバコは....旨いですよ!.
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