(本ページに使用の図類は「国土交通省の紹介HP」から借用).

今年10月に完成した日本のパナマ運河”荒川ロックゲート”を見学に行きました.
場所は、名前のとおり荒川岸にあり、今回は国土交通省の計らいで、官船に
乗せて貰っての体験付きです.

”ロックゲート”は、荒川>水位3.1m>隅田川 間を船が行き来するための
施設で、右図の様な構造になっており、荒川側から旧中川側へ船が通過する
時には....
  @荒川側ゲートを開けて真ん中のプール(閘門/コウモンと呼ぶらしい)に
   入れる.
  A荒川側ゲートを閉める.
  B旧中川側のゲートを調節して水位を旧中川側に合わせる(と、云っても
   ポンプで排出するのではなく、旧中川側のゲートを開けて排出).
  C旧中川側ゲートを開けて船が旧中川側へ出る

ゲート間は65m、幅14mで、ゲートの開閉速度は日本最速の10m/min.

さて、今回の体験コースは、横十間川と小名木川が合流するA点から.
国土交通省の船が迎えに来てくれ、小名木川を遡って旧中川へ出た後、”荒川ロックゲート”へ.
旧中川側のゲートは開いていて、スムースにプール内へ入り、暫らくして旧中川側のゲートが閉まると....

二代目か?

日本の”パナマ運河”

えっせい
05.11.28
旧中川
荒川










荒川側ゲートが開き、
荒川の水がドッと流れ
込んで来て....

⇒⇒⇒

荒川側のゲート
が全開.
荒川の水面が!.
荒川に出て、改めて”荒川ロックゲート”を眺めると、その大きさに圧倒されました.
船を下りて水面の違いを見に行って見ると....よくこれで”水が漏れないもの”.









    近くにあった、”一世代前”のロックゲート
    (旧小松川閘門)も見て帰りました.

    原理は同じでしょうが、随分進歩したものです.
TOP I BACK