NHKニュースで、世田谷区砧(きぬた)にあるNHK放送技術研究所を
一般公開するとの事.交通を調べると、新宿〜小田急・成城学園前〜
バス10分 = 40分ぐらいで、案外近い.
技研の案内サイトを見ると、なにやら難しい展示が多く、この所、
”最先端技術”とは、ほど遠い生活を送っているので頭が痛くなった.
...が、ま、行ってみよう〜!.

技研のビルは、さすがに日本を代表する天下のNHKだけあり立派!.
”お堅い所”と思いきや、建物の入口には”らっしゃい、らっしゃい”と、
愛想の良い職員さんが出迎えてくれて、NHKも変わったか?. 
とにかく大勢の背広組に混じって中へ...
入口でパンフレットを頂くと、なんと全部で30ブースもあり的を絞るのが
困難!...で、TVで紹介されていたモノを中心に見学させて頂いた.


■スーパーハイビジョンシステム
 縦横共に、従来の4倍の高解像度を持つ”スーパーハイビジョン”の放送
 と、その映像を専用シアタ−で大画面に.これはさすがに迫力満点!.
 一般家庭に普及するのは2020年頃になるらしいが、ここまで高精細に
 映し出されると、遠距離からでも顔の皺が鮮明に出てしまうね〜!?.

■超高速度・高感度小型カラーカメラ
 最高撮影速度100万枚/秒という高速度カラーカメラ.
 ブンブン回っている円盤をこのカメラで写すと、円盤に描かれている絵が
 ちゃんと見える.すげぇ〜!!.


■超小型・高性能シリコンマイク
 シリコンのマイクなので、高温・多湿な環境下でも良好に音が拾える.
 半導体のシリコンウェーハ製造技術で開発されたとの事で、マイク本体は
 鉛筆の先っぽ位の大きさ.
 展示では、多湿という事で、水槽の中へ落ちる水の音を聴かせていた.


■任意視点映像生成システム
 要は、あり得ない地点からの映像を自由に作り出せるモノで、展示では
 ”能舞台で舞う役者”を、能舞台の真下からを含め、自由な角度で映し
 出していた.
 聞いてみると、40台のカメラで撮影した役者の映像と、建物情報を入れて
 おいた能舞台を、”合成”しているそう....???.


見た目よりも、”なんでこうなるの?”の方に興味がいく自分には、頭の痛い
1日でした.......
 唯一の不満:せめて喫煙場所作ってくれないかな〜.

06.05.26

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二代目か?

NHK放送技研究所

えっせい
■スーパーハイビジョンシステム
■超高速度・高感度小型カラーカメラ
■超小型・高性能シリコンマイク
■任意視点映像生成システム
玄関前の風景が、このカメラシステムで展示室のTVへ送られていた..
展示室のTVで、上の赤○の部分だけ
拡大しても”超”鮮明!に映っていた.
ブンブン回っている円盤をこのカメラで撮影すると...
スローモーションで...
”TV塔”の絵が識別出来た!
マイクは水槽の中で、
水の流れる音を拾っていた
能舞台で踊る役者を下から見ると...