F
E
D
C
B
A
@
06.11.09
車や鉄道は日々の生活に欠かせないものだが、その安全環境に係わる
研究を行っている独立行政法人:交通安全環境研究所.
場所はJR中央線・三鷹駅からバスで約15分.
...今回で”同じ敷地”にある3つの研究所の見学を終了!.
ここでは、自動車安全、交通システム、リコール技術検証の研究と、
車の各種装置:ブレーキ、乗員保護、座席、etc の試験を行っている.
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見学させて頂いた施設は4ヶ所.
■衝突試験施設
前面/側面衝突時の人体への影響とその防護策を研究する施設で、
側面衝突試験された車@が置いてあった.
車に乗せるダミ−が並んで椅子に座っているのを見ると生々しいがA、
”車にはねられた時の衝撃、損傷”の程度を測定する、人間の頭と
同じ重さの”頭部インパクタB”とかいう物体はさらに生々しい.
これを車のボンネットに衝突させるらしいが....持ってみると重い!.
■霧発生設備
「低視程実験室」とあったが、広い室内に人工的に霧を発生させて、
灯火の見え具合を試験する室で、実際に霧を発生させるとC....
幻想的な世界が広がった!.
■鉄道軌道試験設備
実物の鉄道台車を乗せ、車両の走行状態を試験する設備D.
目の前で、列車の車輪が轟音をあげて走り出すと音もさることながら
思わず....引いた.
■大型車用走行試験設備
これは、走行性能を試験するためではなく、走行中の排出ガスや燃費
などを実路と同じ条件で測定するための試験設備で、試験車の前面
から送風機で走行状態と同じ風も送ってテストが可能.
丁度、台車の上に、ディ−ゼルの代替燃料:DME(ジメチルエーテル)
トラック(10t)が載せられ、試験中だったE.
DMEは、ディーゼル車の燃費とほぼ同等で、NOxは新長期排出ガス
規制値の1/10とか.
DMEの化学式がトラック側板に表示されていたが...分からん!.
<大型エンジン排気ガス測定室>
上記、走行試験設備の横にあった測定室F.
交通安全環境研究所
えっせい