06.07.26

TOP I BACK
二代目か?

気象庁

えっせい
今年の梅雨は、なぜか”いつになっても明けない”.
梅雨が明けないのは気象庁のセイではないが、その元締めの
見学に. ⇒ なぜかこの日は、カンカン照りの暑い日でした.
場所:地下鉄東西線・竹橋で下車.すぐ目の前.
詳しくは、気象庁HP:
ココ
気象庁の1階にある「気象科学館」では、お天気だけでなく
地震、雷、etc の計測機器が陳列されており、設置して
あるパソコンで詳しい解説がされていた.
また、広報室の方の案内で、天気や、地震発生時に警報/
津波などの予報を出す部署も見学させて頂いた.
⇒ この所、週間天気予報があまり当らないので、一言
  言いかけたが...相手が違ってました
(注:参照)

<アメダス>
これで1セット分.
全国に1300ヶ所設置(無人).
10分ごとに気象庁へ伝送され、
集計されている様デス...
(雪の多い地域は積雪計も)

雨量計

中央に”シシオドシ”の様な
受け皿があり、上の漏斗から
落ちてきた雨が皿に一杯溜まると
コチンと落ちて1カウント!.
受け皿1杯=0.5cc.

風向/風速計

温度/湿度計

気圧/照度計

<天気予報を出すしくみ>
これが、今回の見学で一番興味があったのデス!.しかし...”数値予報”っていうシロモノがあって、頭が混乱!.
なんでも、物理学の方程式によって、風や気温などの時間変化を計算し、将来の大気の状態を予想する方法とか!.
これを地球全体、規則正しく並んだ”格子”で覆い、その格子の一つ一つの気圧、気温、風などの値を世界中から集め、
スパコンを使って計算し、15分ごとに、1日先、二日先と計算して予測する....!!.
いや、聞いただけで頭がイタクなるので、詳しくは、上記、気象庁HPのココ
同じものが、この気象科学館の説明用PCにも出ていました.
これが、その
計算をさせる
スパコン
これが
地球全体を
覆う”格子”.
820万点、
あるそうです.
でも、天気予報の最終段階では...これらの数値予報を気象庁の予報官が総合的に判定されて予報を出している様です.
 ⇒ なんだか少し安心した気分でした.
注:TVなどの天気予報は、気象庁から出る「気象情報」を使ってその局の「気象予報士」が”独自?の予報”を出している
  様ですから、予報が当らなかった場合は、その「気象予報士」の責任か...最近、タレント化している人もいますが!.
  気象庁の天気予報的中率は、”夕方発表の明日予報/降水有無”の場合、85%/過去5年平均/2005年時点..とか.
<その他>
気象観測は、アメダス(1300ヶ所)、気象レーダ−(20ヶ所)、気象衛星、航空機、
船などの観測以外に、高層(30Km)の気象を測るための「ラジオゾンデ」を飛ばして
いて、気球とそれにぶら下げる測定機器の実物が展示されていました.
これを全国18ヶ所から、同じ時間、一斉に、2回/1日!、上げているそうです.
 ⇒ 上空で切り離されたらパラシュートで軟着陸する仕組みになっている様で、
    落ちた所が陸地の場合、「見つけた方は気象庁へご連絡を...」の表示が.
    外枠は発泡スチロールで、持ってみると意外に軽い〜.