二代目か?

”柿”のこと

えっせい
あまり見事な柿だったので、そのまま食べてしまうには
”柿”様に失礼と思い、一文を!.

私は、昔から柿が大好物なのです.
幼い時、親戚の家には柿の木が3本もあり、よく、兄と
取りに行きました.
私の家には無かったんです.

田舎では良くやってる方法ですが、長い竹竿の先を少し
割って、そこに木の枝を挿し込むと股が開き、柿取り用の
道具が出来上がります.
これだと、高い枝に生っている柿でも先に挟めるので、
小さい”ガキ”でも面白いように取れるのです.

親戚から離れた土地に移ってからは、自分でもぎ取る
醍醐味は無くなりましたが、それでも季節になると届けて
くれる柿が楽しみでした.


今年も、随分食べました.
しかしさすがに12月になったので、もう柿もお終いと思っていたら、この立派な柿が来たのです.
始めて見る大きさで、柿と言わずに思わず”柿様”と呼びたくなるような風格が出ております.

なんでも、”富士柿”と言うお名前の様です.

なかなか、食べるのが勿体ない、申し訳ないと思いつつ、飾り板の上に置いて”お写真”を撮らせて頂きました.
大きさといい、色艶といい、”柿の中の柿”ではないでしょうか?.

:半分に割ると種の無いこんな形で、大きいわりに大変美味でした.

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