05.11.30
色々興味のある所に連れて行って頂ける某クラブのイベントで、
”設計屋”の時代お世話になった”Fujitsu”の見学会があり
参加させて頂いた.
場所は、武蔵中原にある本社の展示ホール.

さすがに日本を代表するメーカだけあり、地下の展示ホールに
案内されると、計算機の歴史から始まり、現代の最先端技術
までが一望の元に見学出来る様になっている.
が..一番見たかった(と、云うか再見/サイチェンしたかった)、
”FACOM270/20や/10”が...無い〜!.
(随分お世話になったけんな、この機種には).
しかし、歴史的にみると、この機種はまだまだ新しいらしい.
(何しろ、トランジスタの時代じゃけん!).

案内して頂いた館長の...
  >私達は、常に”一番”が好きなのです.
のお言葉通りなんと国内初のリレー式計算機の実物が展示され、
それも、動いておったのです!.FACOM138Aと云う機種が.
真空管式の計算機が国内初の物と思っていた自分には、正に、
”目からウロコ”!.
(なになに!、一人前に”浮動小数点方式”で、”メモリィ:30語”で、10進数だって!?).
これがNHKの「プロジェクトX」で紹介された計算機の実物か....

それから急に時代が飛んで、展示は現在のシステムへ.
もう、計算機本体は表に出て来ず、RFID(無線荷札)を使った近未来のショッピングシステムや、
セルフチェックアウトシステムとか云う”スーパーのレジを自分自身で操作・清算”出来るシステム.
医療用ベッドサイド端末(どうせ、いつかはお世話になるかも?)、生体認証(手の平認証)なんかが
目白押しに出現.....
フムフム、最近、銀行で流行り出した手の平の静脈で個人を識別する認証システムだな、これは.
なるほど”生きておる人間”でないと静脈が検出できず、指紋より確実なのか....

見学が終わった後の感想....
年を取ってこれらのシステムのお世話になる時が来たとき、頭がボケてないヨ−にしとかないと!.

二代目か?

Fujitsu Technology Hall

えっせい
FACOM138A
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