貴方には縁の無い話しデス
14.02.05
■健診&精密検査/’13年11月7日〜12月10日
・健診/11月7日
初めて便潜血が陽性に!.特に思い当たる事も無い
ので再検でとも思ったが...同期の仲間の多くが
大腸内視鏡検査をしているので、紹介状を書いて貰い
K総合病院へ...年末で混んでいたが検査を予約.
・精密検査/12月4日
午前中、ルーベン液(腸の洗浄液)を2リットル/2Hで
飲む.トイレ10回目位で便は出なくなり、黄色の透明状
になった事を看護師に見せて準備完了.いざ検査へ.
*助手が大腸の最奥部まで内視鏡を入れた後、医師が
引き出しながら検査していくが、腸の曲り部分などで
圧迫痛(体位を変えたり、助手がお腹を押したり).
・小さいポリープ1個は切除したものの、内視鏡では
切除出来ないのが1個!.
う〜ん、これで今年のスノ−シュ−や山はダメか!.
・検査結果/12月9日
検査結果を聞きに行き、手術に備えて....
・尿・血液検査、胸レントゲン、造影剤投与の上:肝臓・肺、腹部リンパ節等のCT検査.
・手術前検査/12月10日
・身柄は外科に移り、入院・手術に備えた検査:心電図、心臓エコ−、肺機能
肺機能:タバコを吸っているので気になっていたが、4000CCありOK!
■入院&手術/12月12日〜30日
本格的?な手術は、入社直後の小金井独身寮時代に盲腸を切って以来!.病気慣れして
いないが既に”まな板の上の鯉”.
・入院/12月12日
切除ヶ所をマーキングする為、内視鏡を入れるのでルーベン液2リットル/2Hを飲む(2回目).
・この後、手術前夜にもルーベン液2リットル/2H(3回目)を飲んだから、もはやベテラン!の域.
・手術/12月16日
・手術後の負担が少ない腹腔鏡による手術.臍を中心に穴3個と切除物を取り出す為の小さい
切開で、勿論、全身麻酔.
・気付いた時は色んな器具に繋がれたICU.その夜は麻酔の後遺症?か、ひどい孤独感?で
一睡も出来ず、冬山ビバ−クの様にひたすら夜明けを待つ.その後、元の病棟へ戻る.
・・・術後・・・
・3日目にガスは出たが、本格的な○ンチは8日目.何故か悪夢に悩まされた....
・1日1回、自分で傷口をシャワ−にて洗浄.また、運動しないと病後の回復が悪いからと、
廊下をお腹を抱えながらひたすら歩く.
・手術後の数日間は咳をするのもお腹に響いて辛く、食欲ゼロで夜も寝られず(ひたすら、NHK
ラジオ第一”深夜便”のお世話に!).
・退院/12月30日
・日頃の不摂生(メタボ)が祟ってお腹の傷口が塞がらず.暫らく通院を申し渡される.
■通院/1月1日〜2月3日
・お腹に空いた”穴”は、自宅で毎日シャワ−消毒した後、カデックス軟膏をヘラで塗り込み.
歩かないと治りが遅いと云われているので、神田川を中心に毎日3〜4Km、お散歩.
・通院は...
1月1日〜約1ヶ月、3日おきに”穴”を診せに.
自分ではモゥ塞がらないのでは?、と危惧した程深く広い穴だったが”SWが入るとすぐ塞がる
よ”と主治医の云った通り、1月末に急激に塞がった!/2月3日、次回は1ヶ月後でOKと!.
・一番気にしていた今後の治療方針に付いて主治医から/1月14日
造影剤投与でのCT検査、手術後の病理検査でもリンパ節を含め異常が無いので...
今後は半年〜1年おきの血液検査、全身のCT、レントゲン、大腸検診をしていくとの事.
で....少し安心.
禁煙とアルコール量の削減を図りつつ...これまでの”生き方”を変えるいい機会か...
■5年間の軌跡
・”ほぼ観察期間は終りです”...主治医からそう告げられたのは2018年8月13日.
手術したあと暫らくは、自分ながら”人生の修羅場?”をくぐって来た自負からか”もぅ、恐くないぞ!”と
変な自信を持ったものの、1年たち、2年たつと...
”再発してたら...転移してたら...”と、半年ごとの血液検査(特に大腸がん腫瘍マーカ値)、
股の付け根〜首までの造影剤を入れたCT検査、2年ごとの大腸内視鏡検査をするたび、その結果を
聞きに行く時はヒヤヒヤものだった.根っからの”小心者”なのです、実は!.
主治医から、「F井さん、あまり心配すると免疫力が落ちますよ」と云われてもな〜、これは.
5年間つけていた検査履歴はコレ....
”定期健診”・その後...青天の霹靂!?
(ある男のケース)
えっせい