”盆栽っていうのは年寄りの趣味じゃ!”と云うのは、昔の話で
現代では通用しないそうである.
今の時代、ストレスが多くてみんな”癒し”が欲しいからか(どうかは
分からないが)、若者の、それも女性のファンが多いらしい.
そういえば、最近TVに出て解説している女性は、大宮の盆栽店の方.
盆栽と云っても、一抱えもある老松や見るからにン百万円もする
大きな物では無く、コケ玉に植えた一本のモミジや山野草も立派な
盆栽で、これを机の上に置いて緑を楽しむ人が増えているらしい.
(緑は、人間の目にいいし、気持ちを静める効果があるそうです).
海外でも、日本の盆栽は”BONSAI”で通用するそうだから、
これはもう立派な文化になっているのではないかとも思う.
しかし、やってみると、結構、手間が掛るものですね、これが!.
水と空気と肥料があればいい!と思っていたら、マニュアルに
よれば...
・水 :朝夕、鉢の土が乾いたらあげて下さい.
水が多いと、根腐れになりますよ!.
水道水は少し汲み置いてからあげた方が喜ばれます.
・空気 :風通しの良い場所に置いて下さい.良く太陽に当てて、
それも一方向からだと葉が均一に伸びちゃうので、時々、
鉢をグルグル廻して下さい.
・肥料 :置肥、水肥、花後のお礼肥、etc...時期や周期、色々.
・その他 :春先の芽摘み、葉すかし、剪定、etc...
”etc”が多くて、マニュアル通りやっていると、なにしろ手間が掛る!!.
南米に行っている私の岩登りの先生はサツキが趣味で、会社へ行って
いる時は、朝夕、数十鉢のサツキを太陽に当てるため早起きして出し入れ
をしたとか(南米の旅に出る前は、鉢のまま土に埋めて来たそうです).
私の様に....
”自然に育っていけば、それで良いんじゃないの!”では、ちょっとマズイか.
しかし、人間もそうだけど....
”小さい鉢に植えてある木は、結局、小さい木にしか育たないんだな〜”.
では.....
二代目か?
”盆栽らしきもの”のこと
えっせい
■今、一番気に入っている雑木林.
マニュアルによれば、鉢の中に”風景”を作る事が大事だそうで、
雑木林の中に小道を付けてみました....
■”マン盆栽”
この前、本屋で見たマニュアルに”マン盆栽”と
云うのがあって、専用のフィギアも販売中.
さっそく、”たらの木”のあるロックガーデンで
遊んで頂きました.
昔懐かしいベルガンス・ザックに、
クレッタ−シューズを履き、ロック ⇒
ハンマ−をぶら下げたこの方は、
......岩登りのベテランか