私は今、「」浅田次郎」さんに嵌っちゃってます.
直木賞を取られた「鉄道員」は勿論の事、今ほど売れて
いなかった頃(失礼!)の小説が、最近、ドンドン文庫本で
出版されるヨーになったので、文庫本に関しては、全部、
読んでます.
特に「勇気凛凛ルリの色」シリーズでの軽妙な語り口での
エッセーは出色デス!.
第一巻の「喫煙権について」と「嘔吐について」を電車の中
で読んでいたら、笑いが込み上げて来て止まらず、周りの
乗客に怪訝な目で見られて、困った事さえありマス.
浅田さんは、この所久しく味わえなかった、人情で感動の
涙が止まらない小説(天国までの百マイル)を書くと思えば、
自衛隊 ⇒ やくざ(?) ⇒ 作家
といった稀有な経歴を持つ方だけに、人間の本質、本音を
あからさまに出した(勝負の極意)、時には良くここまで描ききったと感心する程の
歴史長編小説(蒼穹の昴)など、ジャンルを固定しないで勝手気まま?に書き続け、
出し続けてマス......ホトホト参ってます.皆様も、ぜひ、ご一読を!.
....と言って、私が次郎様から、なにか頂いている訳ではありませんので、念のため.
勇気凛凛ルリの色
本あれこれ
(浅田次郎)