生と死のきわどいつり橋をわたるように、雪煙を
求めて氷壁に立ち向かっていく先鋭的アルピニスト
たち.
やがて彼らは、雪煙のなかに消え去った.
残された私たちが、鮮烈に生きることをつかの間
思い出すために、彼らアルピニストをいま一度
よみがえらせ、その生を解剖する、
山際ノンフィクション.
−ブックカバ−より
注:本書で描かれている登山家(執筆順)
・加藤保男
・森田勝
・長谷川恒男
・ヘルマン・ブール
・ゲオルク・ウィンクラー
・モーリス・ウィルソン
・松濤明
・加藤文太郎
・谷川岳をめぐって
山際淳司 著(中公文庫)
本あれこれ
みんな山が大好きだった