椿山課長の七日間
浅田次郎 著(朝日文庫)
本あれこれ
会社の先輩から頂いた”御宿かわせみ”全30巻.
まだ3巻目しか進んでいないのに、最近出た次郎さんの
本に手を出してしまって....
朝日新聞に連載されていた小説であるが、連載中は
トンと読んでなかったデス.


主人公は、某デパートの働き盛りだった椿山販売課長.
この主人公が取引先との接待中に、突然死!.

で....
あの世への入口に行くと、そこはまるで車の免許更新場
の様にシステム化された”役所”の世界になっており...

天国へ行くか、地獄かの査定の前、この世にどうしても
やり残したことのある人は、”申請!”により7日間(イワ
ユル、初七日)だけ、現世に舞い戻ることが出来るという.
但し、生前の姿とは似ても似つかない姿に変わって...

”止めた方がいい”と引き止める係員の忠告を振り切って
現世に戻る選択をした主人公と、同じ様に舞い戻った交通
事故死の子供、人違いで殺し屋に”ト”られたヤクザの親分
が絡んでの、七日間の”奇想天外”な物語り!.

良い事をした人は天国へ、悪い事をした人は地獄へと
”お約束通り”の結末にならないところ、そこにも次郎さん
らしい、イサギヨサがあって....


詳しい事は、600¥+消費税を払って読んでください.
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