閉寂な、通る人もない冬の孤独な山路.

暖かな光に満ちて、いっせいに木の芽のふき出る
春の山々.

涼風を浴びながら見はるかす、夏の山頂の憩い.

そして、落ち葉に埋もれた秋の峠の旅.....

長い登山経験の後に、あまり世に知られていない、
しかし、その立派さにおいて、有名な山に劣らない
山に登ることを心がけた著者が、四季おりおりの
自然につつまれた、日本の山の美を満喫する山旅の
書である.



                 −ブックカバ−より
深田久弥 著(新潮文庫)
本あれこれ
わが愛する山々
TOP I BACK