元富山県警察山岳警備隊長の遭難救助30年

あとがきから....

警備隊発足当時から山と関わり30数年、警察官
生活の大部分を剣岳と向き合ってきたと言ってよいと
思います.
装備も技術もなく、ただただ先達の芦峅寺ガイドの
後姿に学び...

      .......中略......

30数年の長期間”登頂なきアルピニスト”として、
山岳警備に打ち込み、一隊員から隊長まで努めて
きました.自然相手の危険と困難に遭遇しながら、
命がけの活動を続け、普通の人の体験できないような
厳しさ、つらさ、喜び、挫折感、充実感、悲しみ、感動
などを体験してきました.
剣岳と向き合い30年、本当に剣岳は自分の喜びも
悲しみも凝縮させた、人生の山といえるのです.

     ........後略........
谷口凱夫 著(山と渓谷社)
本あれこれ
アルプス交番勤務を命ず
私事ですが.....
この本は、私の亡くなった姉が上高地へ旅行した
時に送ってくれたもので、最終ページに署名のある
大切にしている本です.
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