平岩弓枝 著(文春文庫)
本あれこれ
御宿 かわせみ
”浅田次郎友の会/会員2名”のI谷さんから....
  >F井さんなら、きっと”嵌まる!”
と、全30巻、送って頂いたのは7月だった.

ドサッと着いた宅配便にはご丁寧にメモが入っており、
  >時の流れに沿って、1巻目から読むべし.
  >30巻目に”江戸の地図”が付いているので
    これを見ながら読むとベスト!.

ご指示に従って、まず、第一巻を読んでみると、
  ”ん!、これはおもしれぇ〜”
           ....さすが、同じAB型!.


南町奉行所の吟味方与力を勤め、八丁堀・組屋敷
に住む兄夫婦と同居している”神林東吾”と、幼馴染
で、かっては八丁堀の鬼同心と云われた父を持ち、
今は大川端で”御宿かわせみ”と云う小さな宿を
営んでいる女主人の”るい”を中心にした物語である.

一章ごとに完結しているので安心して読めるが、この
二人の周囲に巻き起こるさまざまな事件を通して、
部屋住みの身ながら、くったくの無い:東吾+東吾に
惚れ抜いている:るい の恋物語が展開していく.

悲恋に終わる物語はイヤなので、途中から29巻目を
拾い読んじまい、”ハッピーエンド”を確認したので、安心
して引き続き第1巻目を読み終えた.

事件の展開で登場する周囲の人物が、実に人情味の
ある人達ばかりでホッとする.
なるほど、I谷さんが推奨するだけあって、これは面白い!.

第一巻目から、男にとっては、実にうらやましい物語.
    ”東吾”って奴は果報もんだな〜. ”るい”ちゃんの様な、けなげでしっかりした、それでいて
    カワユイ女性に惚れられた東吾って方は!.
現在のところ、まだ第二巻目の半ばまでしか読んでいないが、これからが楽しみデス.


こんところ、次郎さんの文庫本化が進んでいなくて、外出する時に持っていく本が無かったので、
丁度良い本を頂いた.
次郎さんの文庫本が出ても.....交互に読むべぇ〜.



追:NHKで放映していたみたいだが、イメージが狂うので見ておりません.
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