(浅田次郎)
本あれこれ
霞町物語
青山と麻布と六本木の台地に挟まれた谷間には
夜が更けるほどにみずみずしい霧が湧く.

そこが僕らの故郷、霞町だ.

あのころ僕らは大学受験を控えた高校生で、
それでも恋に遊びにと、この町で輝かしい人生
を精一杯生きていた.

浅田次郎が初めて書いた、著者自身の甘く切なく
ほろ苦い生活.

感動の連作短編集.

                 −ブックカバ−より
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