出版史上空前の金字塔を打ち立てた
       巨匠 山岡荘八の大作!.
   万人、必読、国民文学の一大巨編!


講談社のPRには、こうある.

なるほど、読んでみると読みごたえのある小説である.
徳川家康に引き続いて、山岡荘八さんの他の小説、
”織田信長”や”豊臣秀吉”も読んでみたが、やっぱり
家康の方が生き方が素晴らしい!...と、思う.
しかし、長い小説なので覚悟が必要.

これを最初に全巻読んだのは、忘れもしない.

私が”サービス員の時代”、車の免許を取るために
セッセと”自動車教習所”へ通っていた頃である.
”何様じゃ!”と蹴飛ばしたくなるヨーな教習所の教官
を相手に、ひたすら忍従のハンドルを握っていた頃.
これを全巻読んだら終わるだろうと、毎日それを生甲斐
!?にセッセと励んだ.

何巻目かは忘れたが、この小説の中にあった一文は、
今でも覚えている.....

  ” 人の一生は、荷を負うて遠き道を行くが如し.
    いそぐべからず ”


教習所の教官を忘れて感銘を受けた、いい言葉でした.
山岡荘八 著(講談社)
本あれこれ
徳川家康/1〜26巻
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