30年近くコンビナートの荷役をし、酒を飲むだけが
楽しみ.
そんな男のもとに、15夜の晩、偶然転がり込んだ
美しい女.
出会うはずのない二人が出会ったとき、いまにも壊れ
そうに軋みながらも、癒しのドラマが始まる.
表題作ほか、子供の頃、男と逃げた母親との再会を
描く「ピエタ」など、7編の短編集.
解説:三浦哲郎
−ブックカバ−より
浅田次郎 著(文春文庫)
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