芝生の広場
散歩道
カラスザンショウ
今年1月、”明治神宮樹木説明会”に参加させて
頂き、”カラスザンショウ”の、葉柄が取れた後の
面白い人面模様を見せて頂いたので、この木に
どんな花が咲くのか興味が湧き、散歩がてら
見に行った.

考えてみると、今年はなんやかやと理屈を付け、
”明治神宮ルート”のお散歩を随分サボって
いるし、今年は特に暑い!.

ま、とにかく暫く振りで西門をくぐり、青々と気持ち
の良い芝生広場で定点観測写真を撮ってから、
真っ直ぐ”カラスザンショウ”の木に向かった.

”カラスザンショウ”の木はヒョウタン池(正式には
北池と云うらしい)の傍にあるが、遠くからでも
はっきり分かる白っぽい花が満開で、ちょっと
八つ手に似た花を一杯付け、実に見事に咲いて
いた!.

この木の下は丁度いい日陰になっているので、
春先から木が繁りだすと、必ず誰かが昼寝して
いる場所.
しかし幸いにして、今日は、無人.
花の傍に寄ると、チョウチョや名も知らない虫が
一杯いて、盛んに蜜取りにいそしんでおる!.
お仕事の邪魔をしては申し訳ないので早々に失礼させて頂き、池の周り
を巡って、宝物殿の入り口へ.
なにげなく門を見上げると、今まで気付かなかったなんとも奇妙な飾り
ある.
沖縄のシーサの様な面の口から鎖が垂れ下がっていて...分からん!.
鎖を引っ張ったら、何かがズルズルと引き出されて来そうな仕掛け?.
並んで見ていた外人の青年達を代表して、受付けの人に聞こうと思ったが、
生憎、今日は休館日.
ま、いっか.....次に来た時に聞いてみよう〜っと.

しかし、この時期の芝生広場の緑は気が休まる.....

帰りに明治神宮の弓道場を覗いてみたら、シンと静まり返った射場で女性が
二人、粛々と矢を射ておられた.

静かな中で、ピンと張りつめた姿勢に見とれている内、なんだか自分も矢を射たくなった.....
(頂いたパンフレットによると、入会金:5K¥、月:4K¥ で入門可との事だが....さて!?).

   05.08.09
(追)〃 .09.21
カラスザンショウの木
追:05.09.21    ”奇妙な飾りとは”

この日は休館日だったが、団体参観でご出勤中の受付のお姉様がおヒマそうだったので聞いてみた.

  お答え:あれは、「雅楽」の時に使う”お面”をかたどったもので、柱の飾りに使われているのですよ...

なるほどソ−云われてみれば、お面の下の鎖はしっかり固定されており、鎖を引っ張ってズルズルと
何かが出て来る気配は無し.納得!.

                              ”雅楽”って云うのは、神宮で奉納される、こんな舞踊か?

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