穴掘り”ミケ子”さまへ

猫のこと
> ”ミケ子”様.
   そぅ、気分良く寝ておられては、困るんですが、の.

   こう、毎日”猫の額”を掘られては、いつに
   なったら冬に向かって耕作すればええんか、
   少しはご主人様の身になっては、くれんかの?.

>>そんな事言うたかて、ワシにはワシの都合と
   言うモンがあるんじゃけ.
   ワシの立場も、チト、考えてみてくれんと.
   最近、出没しとる黒猫のこたぁ、あんさんも、ヨ−
   知っとるはずやんけ.
   ワシの”縄張り”が取られソーになっとるんじゃ!、
   ”縄張り”が!.

   ワシにとっちゃあ、縄張りが命じゃけん、少しは
   こっちの身になって、協力せ-や!.

>  だども、こう毎日 々 、ドロで汚れた敷布団干してる、ご主人様の身にもなってくれんと...
   その間アンタは、知らん振りしてネグラの中で汚れた足をなめてるだけや、おまへんか.
   一体、ド−ユ−気でおるの?.

>>アンタはワシの世話をするのが、お仕事じゃが!.
   黙ってせいや.

> そんな−.
   ワシかて、こん所結構忙しくなって、時間が無いんよ.
   せめて、1週間に一回だけで我慢してくれへんか.頼むわ〜.
   
>>そうか−、ワシの縄張りが取られてもエェちゅんじゃな、アンタは.

   ホレ!、もうそろそろ黒猫のヤツが廻ってくる頃じゃ.
   ワシは、ひと回りしてくるけん、あと頼むで−.

−−−どなたか、防止策知りまへんか.ホントにその内、追悼文書いてやる!−−−−−−−

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