05.12
すっかり”眠り猫”と化した筈のミケ子の動きが、この所オカシイ!.
昼夜共寝ている筈なのに、”昼起きてる”.
寒くなって来たので、早々に去年作って差し上げた”雪洞”風の
豪華な邸宅に変え、すっかり落ち着いた様に見えたが...
数日前、やけに鈴の音がするので、取り敢えず庭を探してみた.
しかし、音はすれども姿が見えない.
とうとう”徘徊猫”になっちまったか!と、ベランダに上がって、
上から見てみると...わしもヒマじゃの!.
なんと昔チクワが居た頃、よく2匹で登っていた塀に上がってる!.
家に入る時でさえ段差にケツまずく猫なのに、何処をどう登った
ものか、日当たりの良い、狭い塀の上にチョコンと座り、あちこち
キョロキョロと眺め渡してる! ⇒右の写真.
>ちょっと、ちょっとミケ子様.
足腰弱ってるのに、そんな高いトコへ上がったら危ないんじゃないの.
と言うまもなく、隣のトタン塀に移ってスリスリ.
止める間もなく、足を変えて、又、スリスリ.
> あぁ〜、落ちるではないの、そんな事して.
あんた、も少し歳ちゅうもんを考えなくちゃ. もうそんな事出来る年じゃ、ないんよ.
>> いいの、いいの!.
コ−してワシの匂い付けて”縄張り”を示しておかにゃ、外の猫がワシの縄張り
狙ってるけん.
> 最近、外の猫なんて全く見かけんよ〜.
落ちて足でも折ったら、あんたには健康保険も効かないんだから.
早く下りて来てくれまへんか!!.
召使いの云う事なんか耳にも貸さず.....
気の済むまですっかり枯れた匂いを付け(..た、積もり)、それでも見栄があるのか、塀から”ドテッ”と
ぶざまな下り方をして、意気揚々と帰ってらっしゃいました.
これがしばらく続くのかと思うと、気が気ではありません....
最近、この部屋も暑くてタマラン!
”なわばり”
猫のこと