サービス員の時代
”子守り”のこと
ある日、客先から自宅にコールが入ってきました.

当時は、客先に自宅の電話番号を知らせておくのが”当り前”になっていて、その客先も
計算機室にある緊急連絡先一覧を見てコールして来たのです.
休日で、子供の相手をしていた時でしたから、”しまった!”と思いました.
しかし....
客先担当者の困った顔を思い浮かべると、電話を廻す訳には行きません.
客先ごとにシステム環境が異なるので、このお客はこの人と、暗黙のうちに担当客先が決まって
いたので、なおさらです.

電話応答しながら、時々子供の相手をしていたのですが、SVマニュアルなどにいたずらして、
どうにもならなくなって来ました.
止む無く他のメンバ−に片っ端から電話して、折り良く家に居たT原を、”自宅へ出張依頼”する事に!.
やってきたT原に事情を話し、彼のチエも借りながら、どうにか電話だけで終了.
ふと傍らを見ると ⇒ 彼は息子の”楽しい幼稚園”の付録で”子守り”をしてくれてました.

翌日、T原の出張伝票を書いたのは....言うまでもありません.
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