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この時代は、プログラムやデータのSAVE媒体に”紙テープ”が
使われていました.
8単位テープなので、縦一列に孔が8個あります.

定期点検の前になると、事前にシステムSAVEを行っておく
必要がある為、大変でした.
コアメモリ−32KWの時代ですが、それをSAVEするにも、
現場には、
Flexowriter(印字+テープ穴あけ+テープ読取り
の機能が付いた機械式のシステムタイプライタ−)しかない為、
それを使って、ガチャガチャと紙テープに出力します.

点検が終わり、SAVEしておいたシステムテープを読込ませる
時には、光電式読取り機(PTR)が使えるので、これは速い!.
しかし、読込み中、PTRにテープが巻込んだり、終わってから
手動のテープワインダ−で巻取る時に引っ掛かかると、テープが
切れて、悲惨な目に合う事も!.

テープの修正は、ハサミと糊で張り合わせるのですが....
紙細工の技術が必要でした.
サービス員の時代
”紙テープ”のこと