サービスセンターの時代
”ゴルフ”のこと
これでも、まじめにゴルフをやっていた時があったんです.

私が最初にクラブを握ったのは、設計屋の時代.
同僚の家の新築祝いに行った帰り、たまたま練習場があったので「ちょっとやって
行こうか」と、運転していたKonちゃんが言い出して寄ったんです.
彼が車のトランクから出して来たのは、当時、隣の部の部長だったY中さんから
貰ったというドライバ−.
交代で打つ内、自分の番になって、初めてにしては当たるじゃないのと言われて
何回かやっている内に「地球を打ち」、ゴルフボールより先に、ドライバ−のヘッド
だけが飛んで行って.....
後を振り返った時、Konちゃんの口をポカ−ンと開けた顔は忘れられません.
頭の中は多分.......「なんと言い訳すべぇ!?」.

それから長い時間がたち、センタ−へ赴任すると、”お付き合い”はゴルフでした.
お客様、代理店の責任者会議、支店会議、etc ゴルフをやらないとお付き合いが出来ない所に
来てしまったのです.
”私はやらない”と頑強に拒否しているのも居ましたが、やっぱり少しはやらないと話も出来ないし〜.
特に、横須賀方面の某お客様はゴルフが大好きな方でしたから、K沢部長と一緒にお客様の会社の
「喫茶室」で話してても、ゴルフの事ばかり.
それで、昔の仲間のM山に秋葉原の知り合いの店に連れて行って貰って、一応、一式買い揃え、後は
練習場へ通いました.”筆オロシ”とか言う、初めてコースに出たのは利根川の河川敷でしたか.....

それからは高い授業料を払いつつ、セッセと実務経験を重ねて.......
              140 ⇒ 113
まで行ったのを最後に、打ち止めでした.

ここでの教訓は、「いくら練習場で真っ直ぐ飛んでも、コースに出たらボールに任せよ!」.

話は変わるが..............................
サービス員時代に、千葉の姉ヶ崎のホテルで、TVでも有名な杉本プロに会った事がある.
勿論、直接話した訳では無いが、ホテルのロビ−でタバコを吸っていると、隣のソファ−に座って
記者の質問に答えておられた.
横で聞いていると、ゴルフの話は一切せず、ひたすら「人の生き方」に付いて話しておられた.
さすがに功なり遂げた方は違うなと、つくづく思った次第である.
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