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”営業推進”にとってのアシスタントは、重要な存在だった.

拡販用のツール・カタログ・グッズ等の手配から、代理店・拠点への
配布、営業数字の管理、3ヶ月毎に開催した営業推進コンテストの
お膳立てや現地での準備、また、展示会などでの受付や説明など、
やる事はいくらでもあった.

幸い、新人ながら有能なアシスタントのA木が入って来たので、この様な
作業をしなくて済む状態になり、外向きの仕事に専念出来る様になった.
鉄砲玉の様に、出張しちゃうと帰って来ない営業推進のメンバ−にとって、
気働きの良いA木は重要で、何でも任せておけた.

しかし...
SVの営業数字だけが欲しかった親会社へ営業推進メンバ−全員が出向になった時、
”よくキレる”事できらわれていた営業担当役員(昔から、親会社に居られなくなってハジキ飛ば
されて来るのが、よく居るんだよナ〜)
のエゴで、折角、ツーカ−で仕事をこなしてくれていた
A木だけが残されてしまった.

出向したメンバ−は、ただでさえサービス商品に関心の薄い親会社の製品営業の中で
手足をもがれた状態になり、気心の知れたA木の居ないメンバ−の苦労は、並大抵では
なかった...

ま、色々あったが、暫らくして移って来られたので助かったが....

営業の時代
営業”アシスタント”のこと