高尾山口〜津久井

京王線・高尾山口から、津久井の峯の薬師を通り、川尻八幡宮へ抜けるコース.
高尾山口から”南高尾山稜”を登り、峯の薬師から津久井湖の景観を楽しんだあと、津久井の北側に残る
古道”中沢山王道”や、”青葉台北尾根道”などの、変化の多い道を通って川尻八幡宮へ出る.

@京王線・高尾山口駅からスタート.駅前から甲州街道に出て”高尾山口”交差点の信号を渡り、商店の横から入る.
A民家と金網に挟まれた狭い道が”南高尾山稜”の入口.角に道標がある.
B右に枯れ沢を見ながら登って行くと、高尾駅方面から来た尾根道と合流する”四辻”に出る.右に尾根道を辿る.
C尾根の左側は拓殖大学の私有地.金網のフェンス沿いに気持ちの良い雑木林の尾根道を登ると、左側から
  ”城山コース”の”鶴ヶ丘バス停”から来た道と合流する.ベンチがあり、高尾山方面の眺めが良い.

D相原小学校4年生が作られた木組みの展望台を通り、開けた尾根道を行くと、”草戸山”の松見平休憩所に着く.
  城山方面の眺めは良いが、真下にある城山湖の水面は見えない.
E広い尾根道を進み、城山湖への車道を左に分岐して直進する.この後、いくつか無線塔の脇を通って行く.
F2つ目の三沢峠への分岐.
G無線中継所の金網に沿った、右の細い道を進む.
H道が下りになった左側に、峯の薬師守護の”金比羅様”への分岐がある.金比羅様は急な階段の上にある.
I左側の木立の中に、大きな”峯の薬師奥の院”がある.
J峯の薬師.広い境内には姿三四郎の碑やトイレ、売店などもあり、ここから眺める津久井湖や三井大橋、城山
  などが素晴らしい.川尻八幡宮方面へは、境内右側の”参道・中沢口”から下りる.右手に城山や津久井湖を
  眺めながら、杉やヒノキの繁る参道を下りて行く.

K左側の雑木林が切れた所に”中沢山王道”の入口がある.右側の民家のフェンスとの間を進む.
  中沢山王道は、甲州裏街道とも呼ばれた古道で、雑木林や竹林の中を上り下りしつつ行くが、途中、左手の
  中沢に掛かる”死人橋”などもあり、変化のある道.

L中沢山王道は、車道に出て終わる.車道を左へゆるく登った後、再び坂になって下る.
M坂の途中に、見上げるような石垣の三叉路があり、それを左に曲がる.
   注:この坂を下ると、突当りの三叉路の左側に”日本一のウラジロカシの木”がある.
N左の畑の向うに”普門寺”がある.畑のさと道からも、大きく左回りに廻って参道の石柱を見てから行ってもよい.
O”飯縄大権現”へは、普門寺の左側にある160段の階段を上がる.遠くの津久井湖や城山の眺めがよくなってくる.
P深い森の中に、ひっそりと佇む”飯縄大権現”は趣きのある神社.津久井湖や城山、三井大橋の眺めが素晴らしい.
Q”若葉台北尾根道”入口.飯縄大権現の裏の車道を横切ると入口がある.少し登ると、木々の間から、広大な
  若葉台団地の住宅群が遠望できる.

R若葉台北尾根は、地元の会により整備された尾根道で、雑木林の中を上がったり下がったりしながら進む.
  途中の”若葉台展望台”からは、住宅群の向うに、橋本や相模台のビル群が遠望できる.また、昔の面影を残す
  ”自害谷戸”などもある.

S尾根の出口は、車道を見下ろす石段で、”若葉台七丁目”バス停がある.車道を渡って左に少し進む.
21車道が下って行く手前を右折すると、前方に”中央公園”が見える.突当る手前で右折し、少し団地内を歩くと、
  左手に中央公園の入口の階段が見える.
22中央公園は、丘陵の雑木林をそのままの姿で残しつつ整備されており気持ちが良い.
23中央公園を抜けると車道に出る.右折すると、中央公園の正門がある.
24道なりに、左右の整備された果樹園や畑の中の車道をゆるく下っていくと、正面に”川尻八幡宮”の森が見えてくる.
25川尻八幡宮は室町時代に創建されたと云われる由緒ある神社.神社の前の”八幡宮前”交差点から広い通りを
  直進し、最初の四叉路を右折して住宅街を5分ぐらい歩くと”城山役場前”バス停に着く.
26”城山役場前”バス停.ここから橋本駅へ出る.