「のんびり山行」とは、とても言えない山行でした.....
”車から降りればすぐ釣れる”と、どこでどう勘違いした
のか、上州屋に行って道具を買い揃え、久し振りに
朝/行動食/夜の食料と、3日分に分けてパックし、
20kg近くなったザックを背負って出掛けたのですが、
アプローチで、大変なアルバイトを強いられた釣行
でした.
メンバ−:G藤さん、S島

奥秩父・渓流釣り

山の日記
初釣りのイワナ、でも小さいのですぐリリース!
■9月15日(晴)甲府〜川又〜柳小屋
G藤さんの車で、甲府から立派になった雁坂トンネルを越え、川又まで.途中で各自が飲むビールを
各自が購入(ますますザックが重くなる).
川又から、昔の軌道跡を延々と歩いて荒川の基点着.ここからがきつい登りの始まり.急坂を登って、また
軌道跡に出て、ここを過ぎると一直線の登り.上がって、下がってを繰り返し、最後は崩れた崖を微妙な
トラバースで柳小屋着.ここまで5時間.途中でS島に「もう、ここらでビバークしょうや」と言った覚えあり.
G藤さんが、初めてのF井のためにイワナを釣って来てくれたので、酒盛りしつつ焚火で焼いて食った.
立派な小屋で、安らかな眠りに付く.

■9月16日(晴)柳小屋〜千丈滝〜真の沢〜柳小屋
殆んど空身同然で真の沢を目指す.笹藪から気持のいい樹林帯に入り、踏み跡と赤布を頼りに急な山道を
登って、後は延々とトラバース、凄まじい水音のする千丈滝の落ち口へ.ここで、G藤さんから釣り糸の結び方
から始まる基本的な渓流釣りのレクチャアを受け、G藤さんと別れて、初心者(?)二人は揃って釣行を開始
しかし、行けども行けども釣れず.「黒部の山賊」という本で読んだ「イワナは下流から拾っていくんだ」との
セオリ−に従って、泥棒の様に体を低くして行くが、アタリ無し.その内、どうした訳かF井が一匹釣り上げた.
手の平に乗る様な可愛いイワナ.S島を呼んで承認して貰い、写真を撮ってすぐリリース.
その後は、二人ともいい加減な沢歩きをやり「もう、帰ろうや」と千丈の滝に引き返す.
滝の落ち口に、お約束の「先に帰ったよケルン」を積んで、後は一目散に柳小屋へ.
G藤さんのイワナを期待して大焚火の準備をする.
夕方、G藤さんが帰り、一人当たり2匹のイワナが確保され、さらに近くの沢に出かけたG藤さんが「大イワナ」を
釣って帰って
来た!.驚く様な大きさ.その夜は焚火を囲んで一層盛り上がり、酒が足りず.

■9月17日(晴)柳小屋〜川又〜帰京
昨日の内に、S島と柳小屋の近くの崖崩れにフィックスザイルを張っておいたので、スムースに通過.
また、きついアップダウンの繰り返しにしごかれつつ軌道跡に出、川又着.途中で風呂に入って帰った.

次は、もう少し釣りがうまくなってから来よう.....
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04.9.15