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今回は、JR中央本線・初狩駅の近くにあり富士山の
眺めが”超”素晴らしい、「高川山/975m」.
この山は、山梨県”秀麗富岳12景”の一つで、その
真下を「リニアモーターカ−」の実験線が通っている.

集合場所の八王子駅8:04発/甲府行・普通の
先頭車両・最前部/付近で待っていると、思いも
かけず参加出来なかったT山が見送りに来てくれ、
そのまま同乗して高尾駅まで送ってくれた.
別れ際に差し入れてくれたのはQPコーワゴールド.
ラベルにはご丁寧にも”グッタリしたら飲む”とある.
参加者:M木、U井、O椋、Y崎、F井.

■行程:初狩⇒高川山⇒大月
     9:30 ・初狩駅
    10:00 ・登山口
      :15 ・男坂/女坂 分岐
      :45 ・   〃    合流
    11:15 ・高川山(昼食:45分)
    12:00 ・ 〃  発
    14:00 ・下真木付近の河原(休憩:20分)
      :30 ・三軒屋バス停
    15:09 ・  〃    発
      :30 ・大月駅


初狩駅で下車すると、駅の裏から見える高川山方面は昨日降った雪で白くなっていた.
駅からすぐ郵便局の角を曲がって中央線のガードをくぐり、クの字形に曲がって、
”自徳寺”に出る.
相変わらず我々が来ると最高のお天気!で、下界の眺めは抜群.
しかし広い車道を登って林道になると、左右の木に積もった雪が融けて雨の中を
歩いている様にグッショリ濡れる.
30分ほどで林道の左側に、男坂/女坂コースの登山口.
ここから雪の積もった登山道になる.
男坂/女坂の分岐で、”俺達はコッチ行くから、君達はアッチ”と、なぜか二組に分かれる.
         男組:O椋、F井. 女組:Y崎、U井、M木. 
男坂は途中にロープがフィックスされていて結構急だったが、高度はグングン稼げる.
しかし、男/女の合流点には”女組”が先に来て待っていた.
そこから30分ほど登ると、素晴らしい富士山と犬の待つ、高川山の山頂.
お天気も最高だし、風も無いし、360度の展望で最高の登山になった(...ここまでは).
南アの甲斐駒、早川尾根、さらには真っ白に雪を被った北岳らしき山まで見える.
景色を見ながら、犬と一緒に昼食(ここでM木がはや、QPコーワゴールドを飲む).

1時間近く休んでから、遠くに見える”むすび山”と大月へ向って長い尾根に入る.
頂上直下は急だが、後は緩い上下が続く.
むやみやたらにある標識で「田野倉」への分岐を確認し(地図のA点)、”雪の上の明瞭なトレース”を
ドンドン下る.
「あれっ!左に寄り過ぎてるんじゃぁねぇの?」と途中で思って地図をだしたが、先行者のトレースが
余りに明瞭なので、そのままグングン下る.
「やっぱりこっちは道が違う!」と気付いたのは、F井の高度計で頂上から300mも下った地点だった!.
山が深かったら引き返すところだが、目の下にはJR中央線や中央高速道を走る車が見える.
お天気もいいし、まだ午後1時で陽も高い.
「えぃ、このまま行っちゃえ...危なくなったらザイル出せばイイヤ!」.
雪の積もった涸れ沢、深い落ち葉の積もった「けもの道」状の切り開き、藪漕ぎや倒木などを越えつつ、
ひたすら眼下の中央高速道に向って下降.
時々先行して偵察に出たりしながら、最後はJR中央線の線路と甲州街道が並行した”下真木”部落の
上に出た.中央線の鉄橋と甲州街道の橋の下をくぐり、笹子川の河原で大休止.
高川山の頂上から約2Hの結構なアルバイトだった.
河原で泥だらけの靴を洗い、あとの4人が”QPコーワゴールド”のお世話になる.

田圃の畦を通って甲州街道に出ると、うまい具合に”三軒屋”のバス停.
大月まで歩いて行こうと思っていたが、30分待つと大月行きのバスがあったのでここで行動中止.
Y崎+M木のウィスキ−と、U井がはるばる中央高速のガードの下まで買出しに行ってくれた水で、
”水割り”の打ち上げ会(我々の場合は、最後にこれが無いと終わらないんだよね〜).
後はバスに揺られて、大月駅 15:30着.
反省を踏まえつつ、”強化”にふさわしい?第6回合宿を終了.

”むすび山”への道は、もう一度来てちゃんと歩いておかないと!.
それにしても...今回は、”翌日ゴルフだから”のK藤が不参加で良かった.
来てたら、何云うか想像がつくもんな−.

06.02.25
冬の足拍子岳(1月)

桃太郎会(#6) 高川山

山の日記
高川山頂からの富士山