昨年12月の山行で、次回は大岳山へ行く事に
なっていた.
...が、1週間前に関東地方が突然の大雪!.
...で、急遽、メンバ−に”ロングスパッツを持って
   来てくれぃ”と、写真見本入りでメールを入れた.
メンバ−の内3人は、忙しい中をスポーツ店へ行き、
3千¥也を投資.⇒これで雪が無かったら、信用がガタ
落ちになるのは必定!.どうぞ腰まで雪がある様に..

いつも先頭を切るT山が来られないのは残念だが、
今回は特別参加の2名様が加わり、合計:8名.
参加者:K藤、M木、Y崎、U井、O椋、F井
     K村、H谷川

行程:御岳⇒大岳⇒大グラミの頭(往復)⇒御岳
     8:38 ・JR御岳駅/バス
     9:15 ・ケーブル御岳山駅
    10:05 ・避難小屋/水場の近く
      :30 ・芥場峠
    11:05 ・大岳山荘/大岳神社
      :30 ・大岳山/昼食:30分
    12:00 ・大岳山 発
      :45 ・芥場峠/サルギ尾根大グラミノ頭往復
    13:35 ・芥場峠
    14:10 ・長尾平分岐/休憩20分
      :45 ・御岳神社
      :50 ・紅葉屋/合宿の打ち上げ
    16:25 ・ケーブル御岳山駅
    17:00 ・JR御岳駅


今回は行程が長いので、いつものホリデ−快速より1時間半も早い立川駅発:6:45/御岳往きになったが、
K藤、K村と、計画した張本人:F井の3人が青梅線のホームを間違え、先行した5人の後を追うハメに!.
寒い中、青梅駅のホームで待たされていた仲間の目が恐ぇえ〜.
結局、1時間遅れで御岳駅に着く.
ここでまた30分程待って、どうにかバス、ケーブルと乗り継ぎ、御岳山駅まで上がる.
申し分の無い快晴であるが...どうした事か雪は殆んど無く、はや前途に暗雲が!.
大岳まで雪が無かったら、新調したロングスパッツはどうしてくれるんじゃ!..と、また仲間の目が.

御岳参道の途中から裏道に入り、馬場家御師住宅の前を通って急坂を登ると、御岳神社の山門.
御岳神社は帰りに寄ればいいからと、そのまま長尾平の分岐まで歩き、大岳への山道に入る.
風も無く冬枯れの陽だまり歩きが始まり、すっかり健脚に変身して先頭を行くM木のペースがやけに速い.
それにも増して、特別参加のK村さんの口+健脚、H谷川さんの寡黙+健脚には恐れ入る!.
避難小屋付近からは本格的な雪道になったが、それでも芥場峠への登り付近で足首程度.
登山者が多いので道はがっちり踏み固められており、”深雪のラッセル”どころか無雪期よりラク〜.
U井とK藤が、”ロングスパッツだと足元が暖かくていい”と慰めの言葉を云ってくれたので、少し気が休まる.
芥場峠で少し休み、サルギ尾根の分岐を確認して、順調な足取りで大岳を目指す.

大岳山荘を過ぎると、大岳神社.信心深い仲間達は神妙に拝殿、お賽銭を上げ、最後の急坂へ入る.
ここからは岩の間に雪が張り付いてイヤな登りになったが、20分程で大岳山頂に到着.
白く雪をかぶった富士山が真正面に見え、最高のお天気!.
出発が遅れた割りには、予定より30分早く着いた.
今回は冬山なので”アルコールはダメよ!”とシツコク云ってあり、皆さんおとなしく昼飯を喰う.
ゆっくり、景色と旨いコンビニ食(愛妻弁当派が数人)を喰ったあと、下山.

雪の張り付いた下りはさすがにイヤラシかったが、慎重に神社まで下り、後は一列縦隊で芥場峠へ.
ここで、サルギ尾根の”大グラミノ頭”を往復すると云ったら...ほぼ全員が反対!.
しかし”往復30分だから!”と、どうにかゴマカシて出発.
よーやくロングスパッツの効果が出せる雪道に入ったと思ったらすぐ雪も無くなり、拍子抜けして大グラミノ頭へ.
グルリと下界の見渡せる鉄骨製の立派な展望台で、快晴の奥多摩の景色を堪能した.

芥場峠に戻る途中、最後まで抵抗していたM木とO椋を拾い、後は一気に長尾平の分岐まで歩く
ここまで来たら、後はもう御岳神社を参拝して紅葉屋へ行くだけ.
K藤、M木のザックから、なぜか禁止のはずの”○ビン”が出て来て、全員の口に!.
一口頂いたお神酒が効いて、御岳神社の急な裏道は、今日一番のキツイ登りとなる.
御岳神社で、今年の山行の安全を祈願してお賽銭をあげ、長い石段を下って紅葉屋へ.
久し振りに会った紅葉屋のお母さんやマスタ−との話がはずんだ上、”酒類禁止”の反動が出て、1時間以上も
居座ってしまった....まだここは山の上じゃ!.
最後に旨い手打ちそばを頂いて、合宿の打ち上げを終了!

さすがに日が翳って寒い参道を御岳山ケーブル駅まで歩き、ケーブル、バス、ホリデー快速奥多摩号:新宿行きと
乗り継ぎも快調で、”始め悪ければ、後は良し!”の山行に終わった....
06.01.28
冬の足拍子岳(1月)

桃太郎会(#5) 大岳山

山の日記
大岳山頂(なぜか1名不足!)
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