西高東低の等圧線が縦に込み入って大寒波が襲来
北陸地方から北の日本海側は、記録的な大雪.
四国から東海地方も、雪が降ってる様だ!.
で、”桃太郎会”の第4回は、当初考えた鷹ノ巣山から、
楽な「むかし道」に変更..
K藤が風邪、Y崎が出張、さらに健脚のT山が来られない
ので、今回は:M木、O椋、U井、F井の4名.

■行程(案内板の通り)...終日快晴/風強し.
     9:14 ・奥多摩駅
      :20 ・むかし道 入口
      :45 ・さいかちの木
    10:20 ・不動の上滝
      :40 ・白髭神社
    11:15 ・しだくら吊橋
      :30 ・河合玉堂碑/昼食30分.
    12:10 ・道所吊橋
    13:00 ・中山部落
      :15 ・崩落地点/中山部落へ引き返す.
      :30 ・青梅街道/中山トンネル 
    14:00 ・小河内ダム


いつものホリデ−快速で奥多摩駅に着き、そのまま氷川の町を歩いて「むかし道」入口まで行く.
O椋、U井の新品”超高級ゴァテックス軽登山靴”がやけに光ってる!.

しばらく山裾の気持ちの良い山道を歩き、林道に出てトイレのある「さいかちの木」.
むかし道は、要所々に”立派過ぎるトイレ”があり、女性には好評(男は?).
陽だまりの暖かい林道をブラブラ歩いていたら、後から来た我々よりズッ−とご年配(?)の集団に抜かれる.
「不動の上滝」は、冬場なので水が少なかった(ここにも立派なトイレ:F井以外はイソイソと中へ).
急な階段を往復して「白髪神社」をお参りした後、少し歩いて「弁慶の腕抜き岩」.
3人次々に腕を入れた後、”抜けなくなるから”と嫌がるM木の腕を無理やり穴に入れさせて記念写真.
むかし道は旧道だけあり、次々と現れる「○○地蔵、○○神」を見ながら「しだくら吊橋」へ歩く.
この吊橋は、遥か下の多摩川の流れと高度感が楽しめる.

夏来た時立派なゴーヤを頂いた民家のある、「河合玉堂碑」の横のベンチで昼食.
HPに書いてあったからと、U井が自宅の庭からF井の好物、柿をもいで来てくれ、今年はモ−終わりかと
思っていた旨い柿を食う(同期はいいなぁ〜).
ここで30分程休み、のんびりと静かな、我々だけの山里の風情を楽しんでから出発.
「道所吊橋」を往復し、陽だまりの、眺めの良い林道を登る...が、大きく右折した所で左のむかし道に入る
地点の案内板に、”この先崩壊のため迂回せよ”のご指示!(行程図のA点).
アラ、お約束が違うじゃないの!と考えつつも、ご指示通りしばらくは青梅街道方面へ行ってはみたが、
あの、歩道が殆んど無い青梅街道を歩く気にもなれないのでバック、ご指示に反してむかし道へ.

落ち葉の降り積もった気持ちの良い山道を登って右折すると、この道でしか見られない真正面からの小河内ダム.
茶色の大きな水タンクの横をさらに登って、いかにも、むかし道らしい石垣に沿い「中山部落」へ入る.
なんだ、問題ないじゃないの!.

「旦那方、およしなせぇ!」と、民家の庭先のお犬様がワンワン喚くのを尻目に、かって知ったる水根部落
への最後の山道を歩いて行くと、とうとう”この先行き止り”の柵が道を塞いでいた.
こんな時のためにと持って来た確保用6mmザイルもあるし、3人に待って貰って約200m程行ったら、
問題の崩落場所に突き当たり(行程図のB点)....こりゃ、ダメだわ!(赤枠が道のあった所).
右の急な尾根筋を高捲いてみたが、みんなには少し厳しい.しかたねぇ、戻るしかないか!.

「ホレ、だからワシがあんなにお止めしたのに!」と、また同じお犬様に吼えられつつ、中山部落から
青梅街道の「中山トンネル」へ下る.
まさかこんな所で使うとは思わなかったライトを出し、前方から来る車に”歩行者が居るから避けて頂戴ね!”と
紐を持ってグルグル廻しながら、トンネルの中を一列縦隊で歩く.
トンネルの真ん中あたりで振り向くと、後の3人は10mぐらい離れてついて来た(トンネルを出た所で聞いたら、
”F井が轢かれても俺らは...”.同期はいいなぁ〜).
トンネルを出てからもそのオーダーで....どうにか、満々と水を湛えた小河内ダムに到着.
無事に着いた”感激の握手”をして、第4回の”強化合宿”を終了.

”来年1月の第5回は、雪の大岳山へ行こうゼ!”と....もうM木が張り切っている!?.
05.12.18
冬の足拍子岳(1月)

桃太郎会(#4) むかし道

山の日記
ようやく着いた小河内ダム
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